2012.12.14

クラブワールドカップ

今日本でクラブ世界一を決めるクラブワールドカップが開催されています。

今年の注目は欧州王者チェルシーと南米王者コリンチャンスの対戦です。

その他の大陸王者も出場していましたが、１２月１４日現在では上記２クラブ以外敗退しています。（厳密には３位決定戦は残っていますが・・・）

ただ、毎回決勝に残るのは欧州王者と南米王者なので、クラブワールドカップの前身のトヨタカップ（欧州王者と南米王者が一試合のみで世界一を決めていました）から大会を代える意味があったのかと思います。

確かに、世界中でサッカーが行われているので各大陸王者に出場権を与える意味もあると思いますし、サッカーは他のスポーツよりもジャイアントキリング（番狂わせ）が多く、ひょっとしたらとも思います。

ただ、欧州、南米と他の大陸のサッカーのレベルはぜんぜん違います。

たとえば、欧州王者と北中米カリブ海王者の試合の結果が１－０であっても、ほとんどの試合の内容は欧州王者が圧倒しています。これは南米王者が他の大陸王者と戦っても同じことです。

他の大陸王者が出ることに否定しているわけではありませんが、もう少し違う形になってもいいのではと思います。

欧州、南米については上位４クラブが出場し、あとの大陸は１位のみが出場するとか。（クラブや各リーグ戦の日程等で現実的ではないですが・・・）

それに一番の疑問が、今大会の５位になったＪリーグのサンフレッチェ広島に対するテレビの賞賛の仕方。

広島らしいパスをつなぐサッカーでアジア王者の韓国のクラブチームに勝利し、日本サッカーにとってはとてもすばらしいことだと思います。（広島は開催国リーグ王者枠で出場）

しかしその広島をテレビは世界５位と読んでいます。はたしてそうなのかと・・・。

メッシのいるバルセロナよりも、ネイマールがいるサントスよりも強いのかと・・・。

表記の仕方がいい加減だと日本のサッカーに対する考え方や、すばらしいサッカーをした広島に対し世界へあらぬ誤解を生んでしまうのではないかと。

せっかくすばらしいチームが集まる大会なのでもっと大会の方式や、テレビの放映の仕方など考えるべきではないかと勝手に思っています。。。

三上

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